2008年9月26日金曜日

萬丈窟(マンジャングル)

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萬丈窟(マンジャングル)は世界最長の溶岩洞窟で幅約5m、高さは5~10mあり、洞窟奥までの総距離は13.4kmにも達する。洞窟が形成されたのは約250万年前で、済州道火山が形成される際に漢拏山噴火口より溢れ出た溶岩が海に流れ込み形成されたと言われている。地下宮殿のような内部景観は雄大荘厳で深みを持ち、特に精巧にできた彫刻のような石亀はその形が済州道に似ていることからも観光客に人気が高い。また、洞窟天井の溶岩鍾乳石や壁の溶岩羽などが神秘的な地下世界を演出している。

洞窟の温度は季節に関係なく常に11~21度を維持している。洞窟の中を歩いていると巨大な石柱が1km地点に立っており、ここから先へは進めないようになっている。萬丈窟は、こうもりを始めとしてムカデ、蜘蛛、ざりがに虫などが洞窟の主として住み着いている。まるでギリシア神話に出てくる宮殿の廊下を連想させるような萬丈窟は、すぐ近くにある金寧窟(キムニョングル)と共に天然記念物第98号に指定、保護されている。



大韓旅行社(KTBTOUR)

ソウル、仁寺洞でのストリートパフォーマンス

『SACHOOM-恋したらダンス』が
9月18日より定期的にソウルの仁寺洞でストリートパフォーマンスを行います。
場所は南仁寺マダンという、鐘路2街の交差点より仁寺洞に入るところにあります。

ストリートパフォーマンスの日程は
9月18日(木) 16時~18時
9月19日(金) 16時~18時
9月21日(日) 13時~15時
9月25日(木) 16時~18時
9月28日(日) 13時~15時
10月2日(木) 16時~18時
10月3日(金) 16時~18時
10月4日(土) 16時~18時
10月9日(目) 16時~18時
となります。

毎年、イギリスで行われる世界最大の公演フェスティバルである『エジンバラ・フリンジ・フェスティバル』で行ったSACHOOMのストリートパフォーマンスは大きな人気を得ました。
そのストリートパフォーマンスを仁寺洞で定期的に行うこととなり、
仁寺洞に訪れる方々に一つに楽しみになれるかと思います。

10月からは
『ルックJTB』、『ホリデイ』のオプショナルツアーとしても扱われるようになりました。
また、大阪地域ではルックJTBの『恋するアジア』にSA.CHOOMのコースが入りましたので、ソウルに行く時は、、、サチュムを楽しむのもいいでしょう。



http://sachoom.seesaa.net/

毛蟹を食べました!!!

サ鄰080925_025.jpg昨日(9/25)醤油つけ毛蟹をたべました。スゲ~~おいしくてたまらなかったんです。もし韓国にいらっしゃるならこの食堂で毛蟹を召し上がって見たらどうですか?ほんとうにうまいです~~~~~~~~~。

食堂:韓一会館

2008年9月24日水曜日

済州定期観光(オリジナルバス)

済州島の主な観光地、太王四神記ロケ地、世界自然遺産、そして昔の済州島の暮らしぶりを一目で、見られることができます。

09:00~      グランドホテル発
09:50~10:50  万丈窟【世界自然遺産】
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11:10~12:10  パークサザンランド(太王四神記ロケ地)
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12:40~13:40  昼食(石焼ビビンパ)
13:45~14:40  城山日出峰【世界自然遺産】
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15:00~15:40  城邑民俗村(昔の済州島の暮らしぶりを一目で見られるところ)
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16:30~      新羅免税店入店後解散

大韓旅行社(KTBTOUR)

2008年9月18日木曜日

事後免税制度(Tax Refund Service)

 外国人観光客が韓国内でショッピングした品物に対して、出国の際に税金を払い戻してもらえる制度。加盟店で品物を購入した後、出国の際に仁川(インチョン)空港に設けられている払い戻し窓口で関税官の確認を受けた伝票を提出すると、その場で税金(10%の附加価値税及び特別消費税)が払い戻されます。
 この制度は大手のデパートだけでなく、東大門(ドンデムン)のファッションモールである「斗山タワー」をはじめ、九老(クロ)工団のファッションバレーの「マリオ・アウトレット」などでも実施されるなど最近その範囲が徐々に拡大されています。

●払い戻し方法
1.「TAX FREE SHOPPING」表示のある加盟店で商品購入(一つの加盟店で最低5万ウォン以上購入、購入した商品は3ヶ月内に海外に搬出)します。

2.出国前に仁川国際空港の税関台で商品とともに払い戻し伝票を提出し、関税官の判をもらいます。

3.空港内の払い戻しサービス交換所(Refund Service Operator)に払い戻し伝票を提出すると、現金で払い戻してくれます。

●グローバル タックスリファンド
 TEL:02-776-2170 
 ホーム:WWW.GLOBALREFUND.COM
●コリアリファンド
 TEL:02-3398-7747

大韓旅行社(KTBTOUR)

弘益大学通り

弘益(ホンイク)大学前とはソウル地下鉄2号線弘益(ホンイク)大入り口(ホンデイプク)駅から弘益(ホンイク)大学まで続く通りを指しています。この通りは韓国の若者文化が生まれ、発信されているところです。若者達の新しい文化のキーワードとなっている「クラブ文化」が生み出され、今ではクラブが弘益(ホンイク)大学通りを象徴するほど、独特な文化を形成しています。クラブが始めてできたのは1995年。弘益(ホンイク)大学を卒魚王した若者たちが作ったダンスクラブとライブクラブがうわさになり、トレンドをリードする若者たちが集まり始めたため、クラブの数も増えていきました。また、ファション・音楽・文学・建築・美術など各分野の新人たちが集まり、弘益(ホンイク)大学前は「最先端を行く新人類」の街へと生まれ変わりました。

<ダンスクラブ>
1.弘大(ホンデ)NB
 韓国歌謡界の伝説的な存在「ソテジワアイドル(テジBOYS)」のメンバーだったヤンヒョンソクが経営しているクラブで、弘大前のヒップホップの中心地と言われいます。週末になると、建物の外まで長い列ができるほど多くの若者で賑わいます。聞き慣れた音楽が聴けるハウスルームが別にあり、クラブは初めてという人や女性たちでも気軽にたのしむことができます。
●TEL:02-326-1716
●営業時間:19:30~06:30

2.m2
 雰囲気も良く、人気のテクノクラブです。金曜日と土曜日は広いフロアが人でいっぱいになるほど賑わい、芸能人にまけないくらいおしゃれをした若者たちが集まります。テクノ音楽を知らない人も楽しめる曲が主にながれるため気軽に訪れることができます。海外の人気DJを招待したビッグパーティーも定期的に開かれます。
●TEL:02-3143-7573

3.スカ
 弘益(ホンイク)大学前にあるクラブの中でも常連客の一番多いクラブです。16年前から変わらないインテリアが人々の心をりラックスさせます。このようなスカのリラックした雰囲気は様々な年齢層の人々が変わることができる原動力となっています。オールドポップやロック系の音楽中心で、初めてクラブ文化に接する人でも気軽にたのしむことができます。
●TEL:02-323-8750

<ライブクラブ>
1.Free Bird
 弘益(ホンイク)大学前のクラブ街で最も長い歴史を誇るライブクラブです。長年のノウハウが快適な雰囲気を演出しています。公演スタイルは自由で、観客とミュージシャンが古くからの友人かのように色々な話を交わしながらコンサートを進めていきます。個性と実力を兼ね備えたインディバンドのライブコンサートが毎晩開かれています。
●TEL:02-333-2701

2.Sound Holic
 韓国の有名バンドジャウリムのドラマー、ク・テファンが経営しているクラブです。ステージが広く、立派なサウンドシステム施設が完備されているライブコンサートのためのクラブで、モダンロックコンサート中心の公演が行われています。コンサートのほとんどがスタンディングで、観客とミュージシャンが音楽を通じて一つになれます。
●TEL:02-3142-4203

3.EVANS
 弘益大学前でも大きな人気を呼んでいる話題のジャズクラブです。ジャズの持っている特有の雰囲気と自由な感覚で人々の間にある見えない壁を崩します。赤いライトの下に置かれたガランドピアノとコントラバスなどの楽器がジャズクラブならではの雰囲気を演出しています。韓国のジャズ文化に触れてみたいという人にはおすすめのスポットです。

●TEL:02-337-8361

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2008年9月16日火曜日

大学路(テハンノ)

 ソウルの地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅を中心に、恵化洞(ヘファドン)ロータリーから梨花洞(イファドン)サゴリ(四つ角)までの区間を大学路(テハンノ)と言います。大学路には57の小劇場が集まっている韓国を代表する小劇場通りで、街灯や塀など道路にいたるところに演劇のポスターが貼られている様子が見られます。また、通りには演劇の割引チケットを配っている劇団の人や公園を見に来た若い人たちまで、演劇に対する熱意がそのまま伝わってくる街です。

1.東崇(トンスン)アートセンター
 1989年に設立された東崇アートセンターは、大学路でも長い伝統を誇る劇場です。本館地下にある東崇ホールでは演劇、ダンス、ライブコンサートなど様々な公演が行われていて、5階には小規模の専用劇場があります。1階には「ナダ」という映画館もあり、高いレベルを誇る韓国映画をはじめ、世界的に有名な監督の作品も上映されています。

2.マロニエ公園
 公演は小劇場でなければ見られないというものではありません。大学路では、劇場だけではなく街頭でも様々な公演が繰り広げられています。春から秋にかけて、週末になると大学路の通りはいつも大勢の人で賑わいます。特にマロニエ公園は芸術を愛する若い芸術家たちが開く野外音楽会、詩の朗唱会、演劇など様々な街頭パフォーマンスの舞台となっています。マロニエ公園に行けば韓国の人たちが繰り広げる街頭文化に接することができます。

3.駱山(ナクサン)公園
 大学路の街が一望できる見晴らしのよいところです。駱山公園はラクダのこぶのような形をした峠のうえにあるとして名つけられたと言われています。朝鮮王朝の都である漢陽(ハニャン/現在のソウル)を警備するために稜線に治まって築かれた城郭が公園全体を取り囲んでいます。特にここから眺める夜景は見事で、近くのマロニエ公園から遠くは鐘路(チョンノ)、南山(ナムサン)まで見渡すことができます。

4. ロボット博物館
 大学路周辺にはユニークな博物館があり、その一つがロボット博物館です。開発初期のロボットから最新の知能型ロボットに至るまで、宇宙に向ける人類の夢と想像力をロボットを通じて見せてくれる所です。世界初公開の約40ヵ国の初期タイプロボットなどがこの博物館の見どころとなっています。

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2008年9月11日木曜日

SA.CHOOM エジンバラ(Edinbrugh )でのストリート・パフォーマンス



SA.CHOOM(サチュム)が
イギリスで毎年8月に行われる『エジンバラフリンジフェスティバル2008』に参加した際に、
エジンバラで注目を浴びた「ストリート・パフォーマンス」!!!!!!!!!

韓国のOBSという放送の番組に出演して再現した動画です。

エジンバラ・フリンジ・フェスティバルは
終わっても、
エジンバラで世界の人々が送ってくれた声援は
これから、SA.CHOOMが世界的な公演になる力になるでしょう。。。

SACHOOM(サチュム)は
10月からはルックJTB、Holiday(ホリデイ)のオプショナルツアーとして申し込みができるようになりました。
ルックJTBでは「SA.CHOOM-恋したらダンス」、
Holiday(ホリデイ)では「恋すればダンス」
というオプショナルツアー名となっています。

これからは
エジンバラ・フリンジ・フェスティバルで好評を得た公演構成を中心として公演を行うようになります。
エジンバラでの感動をソウルにあるSACHOOM専用劇場(仁寺洞、楽園商店街4階)でも味わうでしょう。
仁寺洞散策とSACHOOM(サチュム)鑑賞はソウルの夜を楽しめられるいいコースになるでしょう。。。

大韓旅行社(KTBTOUR)

2008年9月10日水曜日

仁寺洞(インサドン):昔ながらの風情が漂う骨董品通り

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仁寺洞通りは安国洞(アングクドン)サゴリ(四つ角)から鐘路方面に続く460mほどの通りと、そこから分かれている狭い路地のことです。路地には古美術展、ギャラリー、美術洋品店、筆専門店、民俗工芸品店など韓国の伝統的な風情が漂う品物を扱う商店が並んでいます。外国人観光客の間では「ソウルツアーの必須コース」と言われています。
 1900年代の初め、仁寺洞はありふれた住居地域にすぎませんでした。しかし日本による植民地時代、仁寺洞界わいの没落した両班(ヤンバン/朝鮮次代の支配階級)たちが値打ちのある陶磁器や書画などを売り出し、日本人をはじめとする骨董品マニアが集まるようになりました。こうして仁寺洞にはいつしかフリーマーケットが形成されるようになったのです。フリーマーケットは徐々に広がり、古美術品を販売する専門商店がオープンするようになり、現在の仁寺洞が形成されました。
 韓国の伝統的な屋敷である韓屋とモダンスタイルの建物が混ざっている通りの様子は、むかしながらの街の風景とはすこし違います。それでも仁寺洞に韓国の伝統的な風情が漂っているのは店に展示・販売されている品物が韓国伝統の趣きを持っているからだと言えるでしょう。

1.古美術品店通り
 古美術品店通りとも呼ばれる仁寺洞では様々なアンティークな品物を手に入れることができます。どの店にも特色豊かな品物が揃っていて、首都(スド)薬局のある路地からキョンイン美術館方面に続く通りには、韓国の伝統的なアンティーク家具や品物を販売する店が並んでいて、上品な美しさが漂う家具や陶磁器などを購入することができます。 

2.通文館
 仁寺洞には韓国で一番古い書店、通文館があります。1934年、イ・ギョムロが買い取って経営していた書店で、1945年日本による植民地支配からの開放とともに東洋学に関する書箱を幅広く扱うという意味で「通文館」と名つけられました。「通文館」とは高麗時代、訳官(通訳を担当していた官吏)を育てていた場所のこと。今は年老いたイ・ギョムロの後を継いで、そのお孫さんが経営しています。

3.サムジギル
 サムジギルは2005年にオープンした5階建てのショッピングセンターで、建物が「口」の字型のデザインに設計され1階の中央には大きな広場が作られています。そして、建物を1回りするようにして5階まで上がることが出来ます。各フロアには伝統的な陶磁器、家具店の他にも染色した生地で作られた服店、韓紙工房、アクセサリーショップなど、韓国の伝統に接することができる店がならんでいて、見ているだけでも楽しめます。5階は屋上のようになっていて、仁寺洞の街並みが一望できます。

4.キョンイン美術館
 仁寺洞のもう一つの見どころはシックな雰囲気が漂うギャラリーです。絵画展、写真展、現代と過去を網羅する様々な作品が展示されていて、自分の好みにあった展示会を選んでみることが出来ます。キョンイン美術館は韓屋の風情を活かした美術館で、いろいろな草花が植えられた「「マダン」が美しいギャラリーです。キョンイン美湯就かんの内部にある韓屋のアンチェ(母屋)を利用して造られた伝統茶屋でお茶を飲んでみるのも風情があります。

5.鐘路(チョンノ)餅屋通り
 鐘路から仁寺洞に入るとおりの向こうには、楽器を専門に扱う楽園(ナグォン)商店街があって、その裏には鐘路名物の餅屋通りがあります。餅屋が10軒ほど並んでいて、店の前には松の葉を敷いて蒸したソンピョン、黄粉をまぶしたインジョルミ、もち米にいろいろな具を入れて黒砂糖で味あえて蒸した薬食(ヤクシク)、蒸しパンのようなスルトク、かぼちゃの甘味が感じられるホバクトク、五色団子、栄養たっぷりの栄養トクなど、50種類あまりの餅が並べられています。中でも「鐘路トクジプ(餅屋)」は1915年にオープンした店で、90年の歴史を誇る有名な餅屋です。

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2008年9月8日月曜日

三清洞(サムチョンドン):ロマンチックなソウルの旅

「三清洞(サムチョンドン)」
 韓国の伝統的な屋敷とモダンな建物が交差する街
 
昔ながらの風ぞ情が漂う韓国の伝統家屋とモダンな建物が共存していlる街です。道路の左側には景福宮の石垣が続き、右側にはギャラリー、レストラン、ワインバー、アクセサリー屋、小さなブティックなどが並んでいて、過去と現在が調和した三清洞だけの独特な風景が広がっています。

●ラクレ
 三清洞にある古いジャズクラブ。店内のインテリアはご主人のコレクションの2眼レフカメラ、ベトナム戦争時に使われていた扇風機、100年以上も前の自転車など、古い品物で飾られています。水曜日から土曜日までの午後8時30分からジャズのライブ公演が行われます。

●ハイエル
 アジア人としては初めてフランスのMT帽子学校を卒業したデザイナーであるチョン・スニムさんの作った帽子が集められているアトリエです。特別な日のためのオーダーメードの帽子も制作していて、同じスタイルの帽子は20点以上作っていません。帽子にはそれぞれ名前とデザイナーの制作意図まで書かれていて、特別な感じを与えます。

● ギャラリー現代(ヒョンデ)
 韓国の伝統的な絵画から近代美術に至るまで様々なジャンルの絵が集められた専門ギャラリー。1070年にオープンしたギャラリー現代は、過去30年の間に朴寿根(パク・スグン)、イ・ジュンソプ、チョン・ギョンジャなど韓国美術を代表する画家が初めて紹介された由緒あるギャラリーです。

●チンソンブックカフェ
 きれいなカフェやレストランの多い三清洞の中でも、チンソンブックカフェはあまり見かけることのない広い野外テラスが自慢です。テラスにある木の下でコーヒーを飲みながら午後のひと時を楽しんでみるのもよいでしょう。

●学古斎(ハッゴジェ)ギャラリー
 学古斎という言葉には「昔のものを学ぶ家」という意味があります。なんとなく近寄りがたい雰囲気のある韓国古美術を発展し、企画展なども開かれたギャラリーです。シン・ヨンボク、イ・チョルスなど、1980年代の代表的な民衆画家たちの作品が展示さっれ、近代における韓国の美術世界を垣間見ることができます。

●三清閣(サムチョンガク)
 1972年、7・4南北共同声明発表の際、北朝鮮側の代表との晩餐会場として建てられた三清閣は、森と韓屋が美しく調和していることで知られています。三清閣には6棟の韓屋があり、それぞれの建物では閨房(キュバン/女性たちの部屋)工芸、宮廷茶礼、伝統舞踊、書道、文人画など、韓国の伝統文化体験プログラムが行われます。時間に追われる外国人観光客のためのオーダータイプの体験イベントも設けられていて、通訳サービスも可能です。三清閣では旅行客の便宜を図るため、景福宮~三清閣間を往復する無料シャトルバスを運行しています。

●国際(ククチェ)ギャラリー
 1982年にオープンした国際ギャラリーは、ヘレン・フランケンサーラー、サム・フランシス、ジム・ダイン、フランク・ステラなど世界的に有名な現代美術家の作品が主に展示されています。

大韓旅行社(KTBTOUR)

太王四神記

●主演:ペ・ヨンジュン、ムン・ソリ、イ・ジア、チェ・ミンス
●アラスジ
 神の子ファヌンが下界に下りて創った国、チュシンの星が世界に浮かび上がった日、王室と高句麗最高貴族であるヨン家に息子が生まれます。太子タムドクは自分の身を守るため、幼い頃時から弱く間抜けなふりをしながら過ごします。宮殿で孤独な日々をすごしていたタムドクは火天(ファチョン)会から来た信女キハと、同じ日に生まれたヨンホゲと友たちになります。 チュシンの星が浮かび上がった日に生まれたヨンホゲが、当然チュシンの王だと考えるヨンホゲの母は王を毒殺することを企てます。しかしキハとタムドクがその陰謀を明らかにしたことによって、ヨンホゲの母は自殺してしまいます。思いをよせていたキハがタムドクのことを思っているだけでなく、母の死がタムドクのせいだと思ったヨンホゲは、その後からタムドクを憎むようになり、ヨンホゲを王にしようとする火天会の大長老や貴族たちと対立したタムドクは、陰謀に陥ることになります。その結果タムドクの父が死に、危機に陥ったタムドクは自分を守る玄武、朱雀、白虎、青龍と順に会うことになります。数千年の歳月を越え、果たしてタムドクは運命どおり王になることができるのでしょうか?

1.パークサザーランド
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「太王四神記」のメイン撮影ところで、2004年から制作に着手し、ドラマ初の430億ウォンという制作費も話題となりました。高句麗の国城をそのまま再現し、宮殿、太学(武芸道場)、チョザコリ(市場)、両班居住地などの猫山峰(ミョサンボン)撮影所と、2ヵ所の室内スタジオ、撃毬場、庶民の村があるソンブル撮影所に分かれています。チョザコリを中心に左側は庶民の民家、右側は闇市場と豪華な客室、そして貴族むらが並び、中に入ると三足鳥の目が刻まれた大殿が堂々と建っています。今後は、国城を再現した宮殿を博物館として利用し、高句麗の歴史教育の場とすることが計画されています。

2.「太王四神記」鍛冶屋村 高句麗歴史テーマ公園造成事業の一環として、九里(クリ)市によって鍛冶屋と厩、タムドクの家と村長の家、靺鞨族と契丹族の家の撮影所が建設されました。溶かした鉄を焼きいれ、武器を作り出す工程がわかるように設計されています。
3.安眠島(アンミョンド)ヌドン里撮影所 安眠島は、西海の宝石といわれるほどその美しさは有名で、自然休養林や海水浴場など、観光名所としても知られています。「太王四神記」に登場する陣幕や陣営地のほとんどはここで撮影されたものです。戦闘シーンや広開土大王の寝所も見られます。

大韓旅行社(KTBTOUR)

2008年9月5日金曜日

4月の雪(外出:ベ・ヨンジュン主演)

● あらすじ
江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)にある病院の手術室の前で会ったインス(ペ・ヨンジュン)とソヨン(ソン・イェジン)。インスの妻とソヨンの夫は同じ車で事故に遭い、この病院に運ばれました。重傷を負った二人がなかなか意識を取り戻せずにいる中、事故を処理する過程でインスとソヨンは彼らが不倫の関係にあったことに気づきます。その事実を受け入れられない二人。愛は混乱と怒り、そして裏切りに変わって行きます。意識不明の妻と夫を恨みながらも回復を祈り続けるインスとソヨンはそのうち少しずつお互いの存在を感じ始めます。病院の前にある同じモーテルに泊まっていた二人はすれ違い、一緒に苦しい時間を送りながら、次第に愛を感じるようになります。互いの妻と夫の裏切りに心を痛めていた二人が同じ状況に陥り、全く同じ苦しみを経験していたそんな時、インスのインスの妻が意識を回復します。インスは涙を流す妻をないがしろにすることができず、そんなインスを見守るソヨンもまた再びそれぞれの場所に帰らなければならないことを悟るのです。そして最後になるかも知れない二人だけの外出が始まるのでした。

1.三陟病院 実在する病院なので映画の中の手術実や病室をみることは出来ませんが、病院のロビーや廊下、建物などで映画の中の雰囲気を充分感じることができます。医療院の前にある小さな花屋のナラ花園はソン・イェジンが花を買っていた店なので、一度立ち寄って見るのもよいでしょう。

2.アリラン峠 2005年の都会の風景というより、70年代の小さな住宅街の静かな路地に迷い込んだような雰囲気を漂わせる所。アリラン峠は城内洞(ソンネドン)の裏にある小さな坂道で、実際には城内洞ギル(通り)と呼ばれています。入り口には小さな居酒屋、ドライクリーニング屋、レンタルビデオショップ、雑貨屋が集まっていて、その奥は住宅街になっています。映画の中の場面を想像してた人は、同じ場所とは思えないと感じられるほどこじんまりとした路地ですが、閑散としている小さな町にある坂道なので、静かな気分に浸れます。実際に映画の中に登場したのは、ウォルミョン・ドライクリニング、おでん屋のような小さな居酒屋、そして古い映画館のアカデミー劇場などです。

3.竹西楼(チュクソル) インスとソヨンのデートシーンの撮影が行われた竹西楼は「4月の雪」のメインロケ地。海は見えませんが、西に頭陀山(トゥタサン)の青い森と力強くながれる五十川(オシプチョン)の奇岩絶壁があり、関東8景の一つに数えられます。2階建ての竹西楼は独特な建築様式が目を引きます。1階と2階に建てられた柱の数が違い、1階の17の柱の内、人の手が加えられていない自然石の上にたてられた9つの柱はそれぞれ高さが違っています。2階の広間は20の柱がその屋根を支えていますが、壁や扉が全くありません。竹西楼には文化遺産解説家を始めとする通訳ガイドが常勤しているので、ロケ地や三陟観光に関する詳しい情報を得ることが出来ます。

大韓旅行社(KTBTOUR)

2008年9月4日木曜日

「宮廷女官チャングムの誓い」

「宮廷女官チャングムの誓い」
主演:イ・ヨンエ、チ・ジニ

10歳で女官見習いとして宮廷に入ることになったチャングム(イ・ヨンエ)は、最高の宮廷料理人を目指し、その努力と才能を認められます。しかし罠にはまり宮廷を追い出され、済州(チェジュ)の官婢となってしまったチャングムは医術を学び、再び宮廷に戻って最高の実力を揃えた医女となり、女性初の王の主治医に昇りつめます。

1.MBC文化の丘「大長今テーマパーク」 京畿道(キョンギド)楊州市(ヤンジュ)にあるMBC文化の丘には、敷地2千坪(約6600㎡)の大長今テーマパークがあります。ここは、ドラマのセットを集めてテーマパークにした所で、水刺間(スラッカン/王の食事を作った厨房)、大殿、大妃殿、焼厨房(ソジュバン/宮殿の厨房)、退膳閣、獄舎、客舎、沙翁院(サオンウォン/宮殿の食材を司っていた官庁)、スル度家(スルドガ/酒を醸して卸した家)など23の施設があります。厨房のセットには模型で作られたニンニクや白菜、唐辛子などが置かれるなど、撮影当時の小道具や衣裳などが展示されています。 水刺間セットの一部であるチャングムの厨房は、最高尚宮(チェゴサングン)選抜試験で、チャングムがハン尚宮の代わりに料理を作ったシーンや、ミン・ジョンホ(チ・ジニ)のために三色だんごを作るシーンなどの撮影が行われました。それぞれのセットにはグラフィックパネルやDVDなどがあり、映像を通じてどんなシーンに使われたのかが分かるようになっています。 韓国の伝統衣装である韓服(ハンボク)を着て、王妃やチャングムになった気分で記念撮影をすることもでき、輿に乗って見当たり、すこし離れた所に置いてある壷に矢を投げ入れる伝統遊戯の投壷(トゥホ)、罪人に処せられた棍杖(コンジャン/尻打ちの刑)、弓などの楽しい体験コーナーも設けられています。
 ●営業時間:10時~17時、年中無休 
●TEL:031-849-5141(外国人案内)

2.韓国民俗村 「チャングムの誓い」や「チェオクの剣:タモ」、「スキャンダル」など韓国で制作されるほとんどの史劇のドラマや映画の背景となっているロケ地。チャングムの家や、チャングムとチャンドク(キム・ヨジン)が病人を治療するために設けられた疫病地域となった村など、230棟の古い建物から昔ながらの通りまで、朝鮮時代後期の街並がそのまま再現されていて、クッパや韓国の濁り酒であるトンドン酒など、庶民的な食べ物が味わえる市場はドラマにもよく登場します。    
 ●営業時間:夏期 9時~18時30分、冬期 9時~17時 
 ●TEL:031-286-2111 
 ●その他:水原駅から民俗村まで無料のシャトルバス 
 ●ホームページ:www.koreanfolk.co.kr

3.水原行宮(スウォン・ヘングン) 行宮とは王が戦乱、休養、墓参りなどで地方に移った時にしようされた臨時の宮殿のこと。さまざまな役割を果たした行宮が全国各地にありましたが、中でも水原行宮は王が地方にある陵園(王家の墓)を参拝する時の住まいだったとされています。この行宮には17を超える建物があり、福内党(ポンネダン)、長楽党(チャンナクダン)、洛南軒(ナンナンホン)、得中亭(トゥクジュンジョン)、景竜館(キョンリョンクァン)、奉寿党(ポンスダン)などは、ドラマの撮影スポットとして知られるようになりました。福内党、長楽党などの建物は、ドラマのどんなシーンに登場したかが紹介されています。ドラマの登場人物になってみたい人は水原行宮で開かれる様々なイベントに参加してみましょう。3月~11月まで、毎週日曜日の午後2時から1時間にわたり、正門では城門を警備する部隊と城の外郭を警備する部隊の交代式「壮勇営(チャンヨンヨン/近衛部隊)守衛儀式」が厳かな雰囲の中で行われます。 
 ●営業時間: 夏期 9時~18時、冬期 9時~17時 
 ●TEL:031-228-4410 
 ●ホームページ:hs.suwon.ne.kr

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