2008年9月26日金曜日

萬丈窟(マンジャングル)

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萬丈窟(マンジャングル)は世界最長の溶岩洞窟で幅約5m、高さは5~10mあり、洞窟奥までの総距離は13.4kmにも達する。洞窟が形成されたのは約250万年前で、済州道火山が形成される際に漢拏山噴火口より溢れ出た溶岩が海に流れ込み形成されたと言われている。地下宮殿のような内部景観は雄大荘厳で深みを持ち、特に精巧にできた彫刻のような石亀はその形が済州道に似ていることからも観光客に人気が高い。また、洞窟天井の溶岩鍾乳石や壁の溶岩羽などが神秘的な地下世界を演出している。

洞窟の温度は季節に関係なく常に11~21度を維持している。洞窟の中を歩いていると巨大な石柱が1km地点に立っており、ここから先へは進めないようになっている。萬丈窟は、こうもりを始めとしてムカデ、蜘蛛、ざりがに虫などが洞窟の主として住み着いている。まるでギリシア神話に出てくる宮殿の廊下を連想させるような萬丈窟は、すぐ近くにある金寧窟(キムニョングル)と共に天然記念物第98号に指定、保護されている。



大韓旅行社(KTBTOUR)

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